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夏休みが終わりますね

こんにちは。

昔と違って今は9月1日が2学期のスタートじゃないですけど、やっぱり8月が終わるというのは夏休みが終わるという印象が強いですよね。

毎年、この時期になると、「自殺」が話題になります。

オトナは「5月」なのかな。

生き続けることをやめてしまう人が本当に減らない。これはとても悲しいことです。

私の知人にも何人かいます。2週間前に一緒にご飯食べたのに・・・そんなこともありました。

本人たちの心境は本当に本人にしかわからない。

そして、一人の社会福祉士として、何ができるか考えても、良案は思い浮かばない。

だって、「生きてれば良いことあるから」って伝えたところで、それを保障できる世の中ではないんですもん。

けど、やっぱり悲しい。何もできなかったことに対して虚無感は持ちます。

今、自分が主に所属しているコミュニティ(家庭とか学校とか会社とか)に足を運ぶことがしんどかったら、「生きることをやめる」ではなく、「その場から逃げる」ことを選択して欲しい。


今、自分が主に所属しているコミュニティ(家庭とか学校とか会社とか)に足でもらう評価がしんどかったら、評価してもらう人を変えるためにコミュニティを変えてみても良い。

逃げって言われるかもしれないけど、逃げじゃなくて「防衛」です。
シマウマはライオン見たら逃げますよね。

人って思ってるより世の中にたくさんいて、ある人に「死ぬほど嫌い」と言われた性格も、ある人には「そういうところめっちゃ好き」って言われることなんてザラにあります。

自分でも気づいてない自分の価値を見つけてくれる人だってきっといる。

だからとにかく、そういう人と出会うことを試みることはまずして欲しいなと思います。

これまでの仕事で希死念慮についての相談も受けてきました。みんな本当に苦しんでる。
けど、何かのきっかけで、自分の半径5メートルの世界じゃなくて、半径1キロに世界に視野が向いて、そこに「居場所」を見つけることができると、「自分の知ってる世界って狭かったんだな」って思えると思う。

ただ、現状、そういう「めぐり合わせ」があるって約束はできない。

だから少なくとも私たちの学校はその「めぐり合わせ」に当てはまることができるよう、色んなスタッフが日々精進しています。


今、自分のいる環境がしんどい生徒さん、一度足を運んでみてください。

あ、世界って意外と広いな

そう思ってもらえたらなと思います。

おしまい